暴挙(読み)ボウキョ

デジタル大辞泉 「暴挙」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐きょ【暴挙】

乱暴な振る舞い。不法な行動。無謀な企て。「暗殺という暴挙に出る」
暴動
熊本の―は頓に平定したれど」〈染崎延房・近世紀聞〉
[類語]乱暴狼藉ろうぜき無法乱行らんぎょう蛮行ばんこう暴状暴行暴力・腕力沙汰ざた荒くれ粗暴凶暴狂暴猛悪野蛮冒険危ない橋を渡る横車を押す横紙破りアドベンチャーアバンチュール

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「暴挙」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐きょ【暴挙】

〘名〙
① 乱暴なふるまい。無謀なくわだて。不法な行ない。
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外「初は敢て一時に全璧を得んとして暴挙を企たるに非らず」
② 暴動を起こすこと。一揆を起こすこと。
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉一二「熊本の暴挙(バウキョ)は頓に平定したれど」

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普及版 字通 「暴挙」の読み・字形・画数・意味

【暴挙】ぼうきよ

無謀な行為

字通「暴」の項目を見る

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