精選版 日本国語大辞典 「暗黒時代」の意味・読み・例文・類語
あんこく‐じだい【暗黒時代】
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宇宙史において、最初の恒星が輝きだすまでの間の、光る天体がない時代のこと。宇宙の暗黒時代dark ages of the universeともよばれる。宇宙は創成後、インフレーションを経て、ビッグ・バンにより超高温で始まり、膨張に伴って徐々に冷えていく。創成から38万年後には約3000℃まで冷え、それまで高温であるために渾然(こんぜん)としていた電子と陽子は、結合して水素やヘリウムを構成し始める。同時に電子に散乱されていた光子は、自由に直進できるようになる。この状態を「宇宙の晴れ上がり」とよび、その光は宇宙背景放射として観測される。このときには自ら光る天体がないので、宇宙は暗かったと考えられる。その後、暗黒物質(ダークマター)の凝集に伴い、通常物質の凝集が進み、初めての恒星(初代星)が核融合により輝き始めることによって、宇宙の暗黒時代は終わる。
[編集部 2023年10月18日]
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