智鏡(読み)ちきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「智鏡」の解説

智鏡 ちきょう

?-? 鎌倉時代の僧。
京都泉涌(せんにゅう)寺の俊芿(しゅんじょう),定舜(じょうしゅん)に師事暦仁(りゃくにん)(1238-39)のころ,宋(そう)(中国)にわたり,律をまなぶ。蘭渓道隆(らんけい-どうりゅう)とまじわり,道隆に来日をすすめる。帰国後泉涌寺をつぐ。のち京都大原来迎(らいごう)院にはいり,来日した道隆を同院にむかえた。字(あざな)は明観。号は月翁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例