時雨羹(読み)しぐれかん

精選版 日本国語大辞典 「時雨羹」の意味・読み・例文・類語

しぐれ‐かん【時雨羹】

〘名〙 小豆漉餡(こしあん)をそぼろにし、蒸して製した菓子。しぐれ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「時雨羹」の意味・読み・例文・類語

しぐれ‐かん【時×羹】

和菓子の一。赤小豆こしあんに、しん粉砂糖・塩少々をまぜ合わせ、そぼろにして四角の枠に入れて蒸したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「時雨羹」の解説

しぐれかん【時雨羹】

和菓子の一種。あずきあんに糝粉(しんこ)またはみじん粉を混ぜ、裏ごししてそぼろ状にし、型に入れて蒸したもの。◇「村雨(むらさめ)」ともいう。「しぐれ」と略す。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android