時雨心地(読み)しぐれごこち

精選版 日本国語大辞典 「時雨心地」の意味・読み・例文・類語

しぐれ‐ごこち【時雨心地】

〘名〙
時雨の降り出しそうな空模様
② 涙のこぼれそうな気持
貫之集(945頃)一「おほ空は曇らざりけり神無月しぐれ心地は我のみぞする」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「時雨心地」の意味・読み・例文・類語

しぐれ‐ごこち【時雨心地】

時雨の降りそうな空模様。
涙の出そうな気持ち。
大空は曇らざりけり神無月―は我のみぞする」〈拾遺・恋一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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