デジタル大辞泉 「時代閉塞の現状」の意味・読み・例文・類語 じだいへいそくのげんじょう〔ジダイヘイソクのゲンジヤウ〕【時代閉塞の現状】 石川啄木の評論。副題は「強権、純粋自然主義の最後および明日の考察」。明治43年(1910)、同年発表された魚住折蘆うおずみせつろの「自己主張の思想としての自然主義」への反論として執筆、社会主義への関心を綴る。「朝日新聞」のために書かれたものだが当時は掲載されず、著者の没後に発表された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例