昼を欺く(読み)ひるをあざむく

精選版 日本国語大辞典 「昼を欺く」の意味・読み・例文・類語

ひる【昼】 を 欺(あざむ)

明るくて、昼間かとまちがえるほどである。昼間を欺く。
浄瑠璃新版歌祭文お染久松)(1780)長町「昼(ヒル)を欺(アザム)く長町の夜見せ売物家々の春を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「昼を欺く」の意味・読み・例文・類語

ひるあざむ・く

夜なのに明るくて、昼間かと間違えるほどである。「照明灯広場は―・く明るさだ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android