昭穆(読み)しょうぼく

精選版 日本国語大辞典 「昭穆」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぼく セウ‥【昭穆】

〘名〙 中国で、宗廟(そうびょう)における霊位席次太祖の廟を中央とし、「昭」は向かって右をさし、太祖の子の廟および四世・六世の廟が並び、「穆」は向かって左をさし、太祖の孫の廟および五世・七世の廟が並ぶこと。転じて、父子長幼の序列をさす。詔目(じょうもく)
令義解(718)戸「凡無子者。聴四等以上親於昭穆合者
将門記(940頃か)「伏して昭穆を案ずるに、将門已に柏原帝の五代の孫也」 〔礼記‐祭統〕

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デジタル大辞泉 「昭穆」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぼく〔セウ‐〕【昭×穆】

中国の宗廟そうびょうでの霊位の席次。太祖を中央とし、向かって右に2世・4世・6世などを並べて昭とよび、左に3世・5世・7世などを並べて穆とよぶ。

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普及版 字通 「昭穆」の読み・字形・画数・意味

【昭穆】しよう(せう)ぼく

古代制。〔礼記、王制〕天子七、三昭三穆、太と與(とも)にして、七なり。

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