春香(読み)しゅんこう

世界大百科事典(旧版)内の春香の言及

【春香伝】より

…18世紀初めにパンソリ演唱者により唱物語として創作され,公演される間に小説化された。全羅道南原に住む妓生(キーセン)の娘春香と府使の子李夢竜はふとした出会いから熱烈な愛のとりこになる。しかし歓喜の逢瀬もつかのま,夢竜は父の栄転で都に去り,残された春香は新任の好色な卞(べん)学道の添寝の命を拒んで笞打たれ牢に入れられる。…

※「春香」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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