春行く(読み)はるゆく

精選版 日本国語大辞典 「春行く」の意味・読み・例文・類語

はる【春】 行(ゆ)

① 春が過ぎて行く。《季・春》
※忠見集(960頃)「はるゆかば花とともにをしたひなむおくれば何のみにかなるべき」
② (川の水などが)春、流れて行く。
※続拾遺(1278)春下・一三四「をちこちの苗代水にせきかけて春行河は末ぞわかるる〈藤原光俊〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android