春日(岐阜県)(読み)かすが

日本大百科全書(ニッポニカ) 「春日(岐阜県)」の意味・わかりやすい解説

春日(岐阜県)
かすが

岐阜県南西部揖斐郡(いびぐん)にあった旧村名(春日村(むら))。現在は揖斐川町の南西部を占める地域。旧春日村は2005年(平成17)谷汲(たにぐみ)、久瀬(くぜ)、藤橋(ふじはし)、坂内(さかうち)の4村とともに揖斐川町と合併。旧村域は、揖斐川の支流粕川(かすがわ)の上流域にあたり、耕地が狭小で南向きの急傾斜地まで畑として利用され、茶、コンニャクイモなどが栽培されてきた。近年は大垣など地域外方面へ通勤する者が増えている。西部の滋賀県境に伊吹山(いぶきやま)(1377メートル)がそびえ、付近は揖斐関ヶ原養老国定公園の一部。

[上島正徳]

『『春日村誌』上下(1983・春日村)』『『春日村史』(2005・春日村)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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