春日 弘(読み)カスガ ヒロム

20世紀日本人名事典 「春日 弘」の解説

春日 弘
カスガ ヒロム

大正・昭和期の実業家 元・ダイキン工業会長;住友金属工業初代社長;日本陸連名誉会長。



生年
明治18(1885)年8月8日

没年
昭和45(1970)年9月12日

出生地
長野県

学歴〔年〕
東京帝大法科大学政治学科〔明治44年〕卒

経歴
明治44年住友総本店に入り、製銅部門に従事、住友伸銅鋼管常務取締役から昭和16年住友金属工業の初代社長となった。住友本社参与理事も務めたが、21年公職追放の前に辞任した。追放解除後の27年大阪金属工業(後のダイキン工業)会長となり、40年相談役。またスポーツ界でも活躍、第6回極東選手権、第10、15、17回オリンピック大会役員、選手団長、18回東京オリンピック大会では組織委員兼競技委員長を務めた。さらに大阪府体育連盟、関西スポーツ連合会各会長、日本陸連名誉会長、大阪府公安委員などを歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「春日 弘」の解説

春日 弘 (かすが ひろし)

生年月日:1885年8月8日
大正時代;昭和時代の実業家。ダイキン工業会長;住友金属工業社長;日本陸連会長
1970年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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