春夢(読み)シュンム

デジタル大辞泉 「春夢」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐む【春夢】

春の夜の夢。また、人生のはかなさのたとえ。「栄光一場春夢でしかない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「春夢」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐む【春夢】

〘名〙
① 春の夜の夢。春の夜にみる夢。
※蕉堅藁(1403)「春夢」 〔沈佺期雑詩
② 人生のはかないさまのたとえ。〔戴叔倫‐暮春感懐詩〕

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普及版 字通 「春夢」の読み・字形・画数・意味

【春夢】しゆんむ

春の夜のはかない夢。〔侯録、七〕東坡老人(軾)、昌に在り。嘗(かつ)て大ひて田行歌す。老り、年七十。坡に謂ひて云く、昔日富貴は、一場の春なりと。

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