春を鬻ぐ(読み)ハルヲヒサグ

デジタル大辞泉 「春を鬻ぐ」の意味・読み・例文・類語

はるひさ・ぐ

春を売る」に同じ。
「握り飯一つで―・ぐ女もゐるといふ」〈織田作之助世相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「春を鬻ぐ」の意味・読み・例文・類語

はる【春】 を 鬻(ひさ)

東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二「歌妓にして而して春を鬻ぐ者と其の趣を同じふす」

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