百科事典マイペディア の解説
明治生命保険[相互会社]【めいじせいめいほけん】
→関連項目水上滝太郎
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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…藩校進修館の塾長を務めたが,1864年(元治1)上京,同郷の福沢諭吉の門に英学を学び,66年福沢家塾塾頭,幕府開成学校英学助教となる。77年欧米漫遊,のち交詢社の結成,明治生命保険会社創立に尽くし,また立憲改進党結成に参画した。東京学士院会員,貴族院勅選議員,貨幣制度調査委員となり,日本郵船,鐘淵紡績の役員などを兼ねるが,福沢に寄り添い慶応義塾の経営に精魂を傾け,90年塾長となった。…
…1889年当時の第百三十三国立銀行頭取弘世(ひろせ)助三郎(1843‐1913)により,有限責任日本生命保険として大阪に設立された。生命保険会社としては明治生命保険相互会社(1881設立),朝日生命保険相互会社(1888設立。当時は有限責任帝国生命保険会社)に次いで3番目に古い。…
…《西洋事情》(1866)で〈火災請負ヒ,海上請負ヒ〉に言及し,さらに翌年の《西洋旅案内》ではその付録に〈災難請合ノ事イシュアランス〉の項を設けて,生命保険,火災保険,海上保険の別に欧米の保険制度を解説している。本格的な保険業は1879年の東京海上保険会社(現,東京海上火災保険株式会社),81年の明治生命保険会社(現,明治生命保険相互会社)の創立によって始められた。その後海上保険,火災保険,生命保険中心の時代が長く続いたが,第2次大戦後の困難期をへて高度成長期に(損害保険はモータリゼーションを契機に)商品多様化を含め大きく発展し,現在では世界トップクラスの保険市場を形成している。…
…なお,アメリカは200%である(1994年末)。
[生命保険業の歴史]
日本の生命保険業は,1881年明治生命保険会社(現,明治生命保険相互会社)の設立に始まる。明治20年代に入り,経済の安定を背景に,88年に帝国生命保険(現,朝日生命保険相互会社),89年に日本生命保険会社(現,日本生命保険相互会社)が相次いで設立され,明治20年代後半には,生命保険会社の数も20を超えた。…
※「明治生命保険[相互会社]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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