明師(読み)めいし

精選版 日本国語大辞典 「明師」の意味・読み・例文・類語

めい‐し【明師】

〘名〙
学問にあかるい師。すぐれた先生
翁問答(1650)上「希代の明師(メイシ)にあひ、がくもんの功をつみて本心のまなこひらきぬれば」 〔韓非子五蠹
※プラクリチ(1932)〈幸田露伴〉「明師(メイシ)に値遇したらば相互に導いて其師に帰依する約束夫婦間で結んでゐた大迦葉も」

みょう‐し ミャウ‥【明師】

〘名〙 仏語。さとりの眼が明らかな師。人々を指導する力量をもった師。
正法眼蔵(1231‐53)四禅比丘「負笈して明師に参学すべし」

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普及版 字通 「明師」の読み・字形・画数・意味

【明師】めいし

賢師

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