明主(読み)めいしゅ

精選版 日本国語大辞典 「明主」の意味・読み・例文・類語

めい‐しゅ【明主】

〘名〙 賢明な君主。立派な主君明君賢君。⇔暗主
田氏家集(892頃)上・侍中局賦秋陽曝菊花「応惜暗霄投碧玉、且知明主献黄金
神皇正統記(1339‐43)中「光孝かたはらよりえらばれ立給しに、うちつづき明主の伝り給ひし」 〔戦国策‐秦策〕

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デジタル大辞泉 「明主」の意味・読み・例文・類語

めい‐しゅ【明主】

賢明な君主。明君。⇔暗主

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普及版 字通 「明主」の読み・字形・画数・意味

【明主】めいしゆ

明君。唐・孟浩然歳暮南山に帰る〕詩 北闕、書を上(たてまつ)ることを休(や)め 南山、敝廬(へいろ)に歸る 不才てられ 多故人なり

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