昊天(読み)コウテン

デジタル大辞泉 「昊天」の意味・読み・例文・類語

こう‐てん〔カウ‐〕【×昊天】

夏の空。
広い空。大空
にはかに―常闇とこやみとなって」〈謡・河水

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「昊天」の意味・読み・例文・類語

こう‐てん カウ‥【昊天】

〘名〙 (「昊」は夏空の意)
四天一つ。夏のそら。《季・夏》 〔黒川本色葉字類抄(1177‐81)〕〔爾雅‐釈天〕
② 広い空。大空。天。
続日本紀‐天平宝字二年(758)二月己巳「昊天報徳、命其大平者也」 〔詩経小雅・節南山〕

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普及版 字通 「昊天」の読み・字形・画数・意味

【昊天】こう(かう)てん

そら。大空。〔書、尭典〕乃ち羲和(ぎくわ)に命じ、欽(つつし)んで昊天に(したが)ひ、日星辰を象し、(つつし)んで人(民)に時を授けしむ。

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