精選版 日本国語大辞典 「早速」の意味・読み・例文・類語
さっ‐そく【早速】
[1] 〘名〙 (形動) すみやかなこと。にわかなこと。急なこと。また、そのさま。転じて、臨機のすばやい処置。
※太平記(14C後)一六「余りに人の心を御不審有ては、争(いかで)か早速(サッソク)の大功を成候べき」
[2] 〘副〙 にわかに。すみやかに。すぐに。
※雑兵物語(1683頃)下「さっそく引上よ、と指図だ所で」
そう‐そく サウ‥【早速】
[1] 〘名〙 (形動) すみやかなこと。急なこと。また、そのさま。さっそく。
※中右記‐長治二年(1105)一二月一四日「末代公事只随便、以早速可為先之事歟」
※色葉字類抄(1177‐81)「早速 遅速分 サウソク」
[2] 〘副〙 にわかに。すぐに。さっそく。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報