精選版 日本国語大辞典 「旨味」の意味・読み・例文・類語
うま‐み【旨味】
※俳諧・篇突(1698)「一どおかしき事はいつ迄も其うまみにくひつき、味のなき所に風流ある事をしらず」
③ もうけや利益。得になること。
※初稿・エロ事師たち(1963)〈野坂昭如〉二「おやっさんがええねんからええねんやろうけど、あんまり巧味ないようですなァ」
し‐み【旨味】
〘名〙 よい味。また、よい味のするもの。
※詩序集(1133頃)月明妓女家詩序〈菅原在業〉「酒伯入レ郷、所レ勧者相呉之旨味」 〔張敏‐頭責子羽文〕
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