旧聞(読み)キュウブン

デジタル大辞泉 「旧聞」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ぶん〔キウ‐〕【旧聞】

耳新しくない、古い話。以前に聞いた話。「もはや旧聞に属する話」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「旧聞」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ぶん キウ‥【旧聞】

〘名〙 ふるい話。以前に聞いた話。「旧聞に属する」
続日本紀‐和銅六年(713)五月甲子「又古老相伝旧聞異事、載于史籍
良人自白(1904‐06)〈木下尚江〉前「和宮関東降嫁の旧聞を思ひ出したのである」 〔史記太史公自序

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普及版 字通 「旧聞」の読み・字形・画数・意味

【旧聞】きゆう(きう)ぶん

古い伝聞。〔史記、太史公自序〕俯首涕して曰く、小子ふ悉(ことごと)く先人する聞を論じ、敢て闕(か)かざらんと。卒(しゆつ)して三にして、、太令と爲る。

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