旧知(読み)きゅうち

精選版 日本国語大辞典 「旧知」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ち キウ‥【旧知】

〘名〙
① 古くからの知りあい。むかしなじみ。旧知己。旧知人
菅家文草(900頃)四・寄紙墨以謝藤才子見過「沙浪不由遇旧知、今朝目撃涙先垂」
※古活字本毛詩抄(17C前)一〇「もと知音を召て、旧知をそばに侍らしむる心ぞ」 〔魏志‐袁術伝〕
② ある主君から与えられた古い知行(日葡辞書(1603‐04))。
※白石先生手簡(1725頃)三「加藩御旧知被仰合御贈物候故に」

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デジタル大辞泉 「旧知」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ち〔キウ‐〕【旧知】

古くからの知り合い。昔なじみ。「旧知間柄」「旧知のよしみ」
[類語]面識顔馴染み顔見知り馴染み幼馴染み昔馴染み知人知り合い知己知音存じ寄り隣人旧友旧識故人故旧古馴染み幼友達竹馬の友知る近付き

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普及版 字通 「旧知」の読み・字形・画数・意味

【旧知】きゆうち

旧識。

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