旧島尻郡地区(読み)きゆうしまじりぐんちく

日本歴史地名大系 「旧島尻郡地区」の解説

旧島尻郡地区
きゆうしまじりぐんちく

現那覇市域のうち一八九六年(明治二九年)成立の島尻郡に属していた地区。島尻方真和志まーじ間切の全村(一二村)、同小禄うるく間切の全村(一五村)、同西原にしばる間切の三村からなる。一九〇三年真和志間切の一村(牧志村)と小禄間切の儀間じーま村の一部(垣花)が那覇区へ編入され、同年小禄間切一五村は八村に統合された。〇六年西原間切の平良てーら村・石嶺いしんみ村の一部を首里区に編入。〇八年の沖縄県及島嶼町村制施行により真和志間切は真和志まわし村、小禄間切は小禄おろく村、西原間切は西原にしはら村となる(ただし西原間切の平良村は首里区に編入)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報