旧大在村・坂ノ市町地区(読み)おおざいむら・さかのいちまちちく

日本歴史地名大系 「旧大在村・坂ノ市町地区」の解説

旧大在村・坂ノ市町地区
おおざいむら・さかのいちまちちく

大分市の北東部を占め、北は別府湾、西は大野川で画される地域。江戸時代は大分郡の上志かみし村・下志村(明治八年上・下が合併して志村となり海部郡に編入)を除き、全村海部郡に所属。大在村は同川河口右岸に位置し、デルタ洪積台地に広がる。明治一一年(一八七八)北海部郡に所属、同二二年西大在村・東大在村が成立、同四〇年六月東・西の大在村が合併して大在村となり、昭和三八年(一九六三)二市三町と合併して大分市となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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