旦過詰(読み)たんがづめ

精選版 日本国語大辞典 「旦過詰」の意味・読み・例文・類語

たんが‐づめ タングヮ‥【旦過詰】

〘名〙 禅宗で、庭詰(にわづめ)を終えた修行僧が、狭い部屋で坐禅を組んで数日間過ごすこと。旦過数日ともいう。
金閣寺(1956)〈三島由紀夫〉一「昔ながらの庭詰や旦過詰(タングヮヅメ)手続を経て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報