日車(読み)にっしゃ

精選版 日本国語大辞典 「日車」の意味・読み・例文・類語

にっ‐しゃ【日車】

〘名〙 太陽のこと。日輪。じっしゃ。
※類聚句題抄(11C中)池清知雨晴〈紀斉明〉「流澄忽見日車影、沙徹方諳星駕心
海道記(1223頃)豊河より橋本「時に日車西に馳て牛漢漸くあらはれ」 〔韓愈‐県斎有懐詩〕

ひ‐ぐるま【日車】

〘名〙 植物ひまわり(向日葵)」の異名。《季・夏》
※雑俳・大花笠(1716‐36)「日車じゃ・旦那にほれた下女が顔」

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デジタル大辞泉 「日車」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ぐるま【日車】

ヒマワリ別名 夏》

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普及版 字通 「日車」の読み・字形・画数・意味

【日車】につしや

太陽。

字通「日」の項目を見る

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動植物名よみかた辞典 普及版 「日車」の解説

日車 (ヒグルマ)

植物。キク科一年草,園芸植物,薬用植物。ヒマワリの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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