朝日日本歴史人物事典 「日興の母」の解説
日興の母
鎌倉時代の日蓮の信者。駿河国(静岡県)富士郡の河合氏(西山氏)の娘。日蓮の高弟日興の母。はじめ甲斐国(山梨県)の大井橘六に嫁して日興のほか2人の男子を出産し,のち武蔵国(神奈川県)の御家人綱島九郎太郎と再婚して九郎次郎時綱を生んでいる。<参考文献>高木豊「日蓮と女性檀越」(宮崎英秀先生古稀記念会編『日蓮教団の諸問題』)
(西口順子)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
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