日秀村(読み)ひびりむら

日本歴史地名大系 「日秀村」の解説

日秀村
ひびりむら

[現在地名]我孫子市日秀

中里なかざと村の南にあり、成田に至る道が通る。相馬そうま郡に属し、日秀村と記されるが、天保郷帳では日秀村新田とする。南に印旛いんば郡日秀村新田がある。地内観音寺の寛文二年(一六六二)の日記に日出村とあるが、寛文期と推定される国絵図では記載がない。元禄五年(一六九二)東の幕府領新木あらき村の田五町四反余・畑七町三反余、高六四石余を割き、旗本中村領として独立村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android