日省(読み)にっせい

精選版 日本国語大辞典 「日省」の意味・読み・例文・類語

にっ‐せい【日省】

〘名〙
① (「論語‐学而」の「曾子曰、吾日三省吾身」による) 毎日、自分の行ないをかえりみること。
② 毎日、人の働きぶりを視察すること。〔礼記‐中庸〕

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普及版 字通 「日省」の読み・字形・画数・意味

【日省】につせい

日々に反省する。

字通「日」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の日省の言及

【久遠寺】より

…祖師(日蓮)信仰のひろまりとともに,久遠寺の江戸・大坂への出開帳(でがいちよう)も行われ,身延講など講衆を中心としたにぎやかさや期間中の参観者の盛大さも人々の耳目をそばだたせた。日重・日乾・日遠の3人,近世中期久遠寺を興隆した日脱・日省(につせい)・日亨(につこう)の3人も,それぞれ身延中興の三師と呼ばれる。近代初頭,明治維新の変革とそれによる混乱を迎えるが,この間,新居日薩・吉川日鑑・三村日修らは,この危機をのりこえ,宗門中興の三師という。…

※「日省」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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