日照傘・日照笠・旱笠(読み)ひでりがさ

精選版 日本国語大辞典 「日照傘・日照笠・旱笠」の意味・読み・例文・類語

ひでり‐がさ【日照傘・日照笠・旱笠】

〘名〙
① =ひがさ(日傘)〔看聞御記‐永享六年(1434)六月六日〕
御伽草子相模川(幸若舞曲集所収)(室町末)「ひてりかさの御やくは大せんのたゆふのちゃくし」
② (日照笠・旱笠) 日除けに用いる笠。藺笠一種で、綾藺笠(あやいがさ)のことともいう。〔仲資王記‐元久元年(1204)一二月一〇日(裏書)〕
政談(1727頃)四「供の者に日照笠を被せざるは、是聞えぬこと也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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