日本語文学(読み)にほんごぶんがく

知恵蔵 「日本語文学」の解説

日本語文学

植民地文学」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本語文学」の意味・わかりやすい解説

日本語文学
にほんごぶんがく

日本語は日本人だけのものだという意識は,多くの日本人が共有している。特に文学の世界ともなれば,その意識は一層強くなる。唯一例外は,在日韓国・朝鮮人のように日本語で表現する作家だけであった。しかしその確信を揺るがせたのが,『星条旗の聞こえない部屋』で 92年の野間文芸新人賞を受賞したリービ英雄である。アメリカ人の日本文学研究者だった彼は,ジャパノロジストで終わりたくないとの思いで来日。日本語は今や人格に近いというアメリカ人が,日本語の文学に新たな可能性を与えた。

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