日本製粉(読み)にっぽんせいふん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本製粉」の意味・わかりやすい解説

日本製粉
にっぽんせいふん

製粉会社。 1896年設立。以後製粉6社を吸収して成長,1960年大阪製粉,66年城北工業を合併。製粉では業界2位を占め,各種小麦粉製品を主力に冷凍調理食品,外食産業,農産物保管業務,港湾運送などの分野へも進出している。三井系。売上構成比は,製粉 56%,食品 42%,その他2%。年間売上高 1883億 2800万円 (連結。うち輸出1%) ,資本金 122億 4000万円,従業員数 1361名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日本製粉」の解説

日本製粉

正式社名「日本製粉株式会社」。英文社名「Nippon Flour Mills Co., Ltd.」。食料品製造業。明治29年(1896)設立。本社は東京都渋谷区千駄ケ谷。製粉会社。前身は日本初の機械式製粉機を導入した官営製粉工場。加工食品・健康食品など多角展開。子会社にそば粉製造の松屋製粉やパスタ類製造のオーマイなど。東京証券取引所第1部・札幌証券取引所上場。証券コード2001。

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