日本インターネットプロバイダー協会(読み)にほんいんたーねっとぷろばいだーきょうかい

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

日本インターネットプロバイダー協会
にほんいんたーねっとぷろばいだーきょうかい

インターネットプロバイダー事業者を中心とした関連企業の業界団体。英語名称はJapan Internet Providers Associationで、略称JAIPA(ジャイパ)。1999年(平成11)に任意団体として発足し、2000年に社団法人となった。基本的にインターネットサービスプロバイダーISP)を中心とする事業者団体だが、ポータルサイトなどのコンテンツ事業者やサーバー機能などをレンタルするホスティングサービス事業者なども参加している。2012年10月時点で正会員数168社、賛助会員5社、株式会社ディー・エヌエーの渡辺武経(たけつね)が会長を務める。所在地は東京都渋谷区桜丘(さくらがおか)町。

 活動内容は、「利用者が安全に、安心して利用できるインターネットへの取り組み」「インターネット事業者共通の問題への取り組み」「自主基準ガイドライン策定への参加」「インターネットに関する調査研究、インターネットの未来のための取り組み」「ISPの経営支援およびISP間の情報交換、交流」などである。NTTフレッツ光IPv6(次世代インターネットプロトコル)インターネット接続方式の策定などにも参画している。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例