日本アイソトープ協会(読み)にほんアイソトープきょうかい(英語表記)Japan Radioisotope Association

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本アイソトープ協会」の意味・わかりやすい解説

日本アイソトープ協会
にほんアイソトープきょうかい
Japan Radioisotope Association

日本の科学技術の振興に資するため,ラジオアイソトープ (→放射性同位元素 ) の応用に関する技術の向上普及をはかる目的で 1951年に創立された学術研究の社団法人。ラジオアイソトープ (ラジオアイソトープを用いた各種の標識化合物,放射性医薬品を含む) の研究者,使用者などの会員で構成されており,ラジオアイソトープおよびその利用と放射線障害防止に関する研究開発,関係専門分野間の研究連絡,知識・技術の啓発・普及活動のほか,国内で使用されるラジオアイソトープの供給放射性廃棄物集荷などの事業を実施している。機関誌"RADIOISOTOPE","Isotope news"をはじめ,各種参考図書・資料を編集発行し,国際放射線防護委員会勧告・諸報告の日本語訳版も出している。

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デジタル大辞泉プラス 「日本アイソトープ協会」の解説

日本アイソトープ協会

日本の学術研究団体のひとつ。欧文名は「Japan Radioisotope Association」。アイソトープ・放射線に関する技術の向上と普及を図る。1951年、任意団体「日本放射性同位元素協会」として発足。1971年より現名称。2012年、公益社団法人となる。事務局所在地は東京都文京区。

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