日本のアメリカンフットボール(読み)にほんのあめりかんふっとぼーる

知恵蔵 の解説

日本のアメリカンフットボール

日本では社会人王者と学生王者が対戦して日本一を決定する。社会人アメリカンフットボールのXリーグ1部(X1)は、イーストセントラルウエストの3地区、各6チームずつからなる。リーグ戦を行い上位2チーム計6チームがプレーオフ進出トーナメントによって社会人日本一を決める。2006年のトーナメントの決勝Japan X Bowlは、06年12月16日に京セラドーム大阪で行われ、オンワードスカイラークスが24‐21で鹿島ディアーズを下し、3年ぶり2度目の優勝を果たした。一方、学生王者を決める第61回甲子園ボウルは06年12月17日に行われ、関東代表法政大学が関西1部リーグの覇者関西学院大学を45‐43で下し、2年連続6度目の学生王者となった。日本一を決定する第60回ライスボウル(毎年1月3日、東京ドーム)はオンワードスカイラークスが30‐29で法政大学を下し初の日本一に輝いた。

(中川昭 筑波大学(体育科学系)教授 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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