日月合成日周潮(読み)じつげつごうせいにっしゅうちょう(英語表記)lumi-solar diurnal tide

海の事典 「日月合成日周潮」の解説

日月合成日周潮

月および太陽による起潮力を調和分解したとき、同一の周期を持ったが現れる。この両者の和からなる分潮で、ほぼ1日の周期のものを日月合成日周潮、ある いはK1分潮と呼ぶ。周期は23.93時間で、海面凹凸が起潮力に力学的に釣り合ったとしたときの振幅(m)(係数と呼ぶ)は0.26522である。 この係数はS2分潮より少し大きく、M2分潮に次ぐ二番目の大きさを持つ分潮である。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

今日のキーワード

旅券返納命令

外務大臣や領事官が旅券(パスポート)を返納させる必要があると認めたとき、旅券の名義人に対し、期限を設けて旅券の返納を命ずることができる規則。申請時に虚偽の記載があったときや旅券の記載事項の訂正をした場...

旅券返納命令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android