日下 八光(読み)クサカ ハッコウ

20世紀日本人名事典 「日下 八光」の解説

日下 八光
クサカ ハッコウ

昭和・平成期の日本画家 東京芸術大学名誉教授。



生年
明治32(1899)年9月18日

没年
平成8(1996)年3月23日

出生地
徳島県

本名
日下 喜一郎

学歴〔年〕
東京美術学校日本画科〔大正13年〕卒

経歴
西域壁画、古画模写に携わり、官展等にも出品。昭和19年東京美術学校(現・東京芸術大学)助教授、20年教授、40年名誉教授。30年から文化庁の委嘱で古墳壁画の摸写に専念、九州、福島などで手がけた作品は17古墳110点余りにのぼり、文化庁や歴史民俗博物館(佐倉市)に収められている。著書に「装飾古墳の秘密」「装飾古墳の謎」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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