既成(読み)きせい

精選版 日本国語大辞典 「既成」の意味・読み・例文・類語

き‐せい【既成】

〘名〙 すでにでき上がっていること。
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「乱民の猖獗も既成の法律に因て之を防制するは甚だ易し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「既成」の意味・読み・例文・類語

き‐せい【既成】

すでにできあがっていること。「既成の概念」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「既成」の読み・字形・画数・意味

【既成】きせい

すでに成る。〔詩、小雅、六月〕維(こ)れ此の六 に我がる 我がる 于(ここ)に三千里 王于(ここ)に出征す 以て天子を佐(たす)く

字通「既」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

破壊措置命令

弾道ミサイルなどが日本に飛来・落下する恐れのある場合に、それを破壊するよう防衛大臣が自衛隊に命じること。弾道ミサイル破壊措置命令。[補説]原則として内閣総理大臣の承認を得た上で行われるが、事態の急変な...

破壊措置命令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android