族望(読み)ゾクボウ

デジタル大辞泉 「族望」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐ぼう〔‐バウ〕【族望】

一族の名誉。また、名望のある一族・家柄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「族望」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐ぼう ‥バウ【族望】

〘名〙 一族の名誉。また、名望のある一族、家柄。
日本外史(1827)五「雖名位族望遠出其右。奔走駆馳。甘争之役之不暇」 〔南史‐周敷伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「族望」の読み・字形・画数・意味

【族望】ぞくぼう(ばう)

名望ある門族。〔事物紀原、公式姓部、族望〕筆談に曰く、士人氏族を以て相ひ高しとするは、古より之れり。~魏氏より、人物を銓するに氏族を以てするも、亦た專ら門地に任ぜず。唯だ四夷は則ち(すべ)て以て貴賤を爲す。~後魏、中原に據(よ)り、此の俗に中國にんなり。

字通「族」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android