旅宿(読み)リョシュク

デジタル大辞泉 「旅宿」の意味・読み・例文・類語

りょ‐しゅく【旅宿】

旅先で泊まること。旅泊。また、その宿。旅舎
[類語]外泊泊まる寝泊まり宿泊野宿素泊まり投宿止宿旅寝仮寝宿る合宿泊まり泊まり込む泊まり込み旅枕草枕分宿来泊泊まり掛け同宿露営宿営野営宿を取る

たび‐やど【旅宿】

旅行先の宿舎。りょしゅく。

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精選版 日本国語大辞典 「旅宿」の意味・読み・例文・類語

りょ‐しゅく【旅宿】

〘名〙 旅行先で泊まること。旅のやどり。また、その宿。やどや。旅館旅寓
菅家文草(900頃)五・送春「若便韶光知我意、今宵旅宿在詩家
太平記(14C後)三八「久く此江南の市の上(ほと)りに旅宿(リョシュク)して、僅に三人男子を儲たり」 〔白居易‐秋霖中過尹縦之仙遊山居詩〕

たび‐やどり【旅宿】

〘名〙 家を離れて他所でとまること。旅行地での宿泊。また、そのとまる所。旅館。たびやど。たびのやどり。
万葉(8C後)一・四五「玉かぎる 夕さりくれば み雪降る 阿騎大野旗薄 小竹(しの)を押しなべ 草枕 多日夜取(タひヤどり)せす 古(いにしへ)思ひて」

たび‐やど【旅宿】

〘名〙 旅さきの宿泊所。旅行地の宿舎。たびやどり。たびや。たびやかた。
※百丈清規抄(1462)三「常住物は大事の事ぢゃを、我は暫時こそいうすれと云て、たひやとのやうにするぞ」

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普及版 字通 「旅宿」の読み・字形・画数・意味

【旅宿】りよしゆく

やど。

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