旅刀(読み)たびがたな

精選版 日本国語大辞典 「旅刀」の意味・読み・例文・類語

たび‐がたな【旅刀】

〘名〙 江戸時代庶民が旅行中に護身用として帯用した刀。普通の刀よりやや短く、柄と鞘とに袋をかけたものが多い。旅差(たびざし)道中差
※俳諧・犬子集(1633)一「ぬらすなよ春雨ざやの旅刀」

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