施条(読み)シジョウ

デジタル大辞泉 「施条」の意味・読み・例文・類語

し‐じょう〔‐デウ〕【施条】

物に筋目をつけること。
銃身砲身の腔内に螺旋らせん状の溝を刻むこと。また、その溝。ライフリング

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「施条」の意味・読み・例文・類語

し‐じょう ‥デウ【施条】

〘名〙
① 物に筋目を付けること。
② 銃身、砲身の内腔にらせん状に刻んだ溝。弾丸が通過する際にスピンが与えられ、命中精度と破壊力が高まる。施条溝。腔綫(こうせん)。ライフリング。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四「銅砲は施条の後装式なれども、例して小なる野戦砲なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android