於佐賀部狐・刑部狐(読み)おさかべぎつね

精選版 日本国語大辞典 「於佐賀部狐・刑部狐」の意味・読み・例文・類語

おさかべ‐ぎつね【於佐賀部狐・刑部狐】

姫路城天守閣の五層目にすんでいたといわれる妖狐。長壁明神。おさかべ
浮世草子好色五人女(1686)一「菟角女は化物、姫路の於佐賀部狐(ヲサカヘギツネ)もかへって眉毛(まつげ)よまるべし」

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