於ける(読み)オケル

デジタル大辞泉 「於ける」の意味・読み・例文・類語

おけ‐る【×於ける】

[連語]《動詞「お(置)く」の已然形+完了の助動詞「り」の連体形。「…における」の形で》
作用動作の行われる場所時間を表す。…の中の。…での。…にあっての。「日本於ける生活」「過去於ける経験
両者関係を表す。…についての。…に関しての。…に対する。「古代史於ける造詣の深さ」
西行和歌に―、宗祇連歌に―、雪舟の絵に―、利休が茶に―、その貫道する物は一なり」〈笈の小文

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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