新精霊(読み)アラショウリョウ

デジタル大辞泉 「新精霊」の意味・読み・例文・類語

あら‐しょうりょう〔‐シヤウリヤウ〕【新精霊】

死後新盆に祭られる死者の霊。あらぼとけ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「新精霊」の意味・読み・例文・類語

あら‐じょうらい ‥ジャウライ【新精霊】

〘名〙 「あらしょうりょう(新精霊)」の変化した語。
浄瑠璃・曾我七以呂波(1698頃)道行目口より血をはき、終にむなしく成てげり、さああらじゃうらいの玉祭、はすは笠に、麻茎(あさがら)づえ」

にい‐じょうろ にひジャウロ【新精霊】

〘名〙 前年の盆からその年の盆までに死んだ人の霊。また特に、九州南部で新盆の家をいう。

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事典 日本の地域遺産 「新精霊」の解説

新精霊

(岩手県遠野市小友町長野地区)
遠野遺産指定の地域遺産。
8月14日にお寺や初盆の墓・家に集まり念仏を唱える風習

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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