新種(読み)しんしゅ(英語表記)new species

知恵蔵「新種」の解説

新種

新しく科学的に認知された種。新種は学名を記載した論文が発表された時点で正式に認められるもので、単に発見しただけでは新種とはいえない。種の学名は国際命名規約(動物・植物・細菌でそれぞれ細かな規則が異なる)に従って、ラテン語で、ふつう属名と種(小)名の二名式で記載される。亜種については亜種(小)名をつけた三名式が用いられる。生物の名前には、学名のほかに、それぞれの地域で通用している俗名(和名英名)がある。和名については、個別の学会などで標準和名が定められることがあっても、厳密な命名の規則はない。

(垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

精選版 日本国語大辞典「新種」の解説

しん‐しゅ【新種】

〘名〙
① 新たに発見された生物の種。新種の名は命名規約に従って命名、記載してはじめて認められる。
※日本風景論(1894)〈志賀重昂〉二「ダーウン、ウォレースの『島国は生物の新種を多成す』と立説したるもの、が日本之れを例証して余あり」
② ある分野で、今までに類のない新しいものをいう。あらて。「新種の商売

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デジタル大辞泉「新種」の解説

しん‐しゅ【新種】

今までにない、新しい種類。「新種の商売」
新たに発見された生物の種。国際命名規約に定める必要条件を満たす方式によって記載・公表され、新種であると判定が下されれば学名が有効となる。また、新たに作出された品種

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