新生児膿漏眼(読み)しんせいじのうろうがん

世界大百科事典(旧版)内の新生児膿漏眼の言及

【風眼】より

…母親が感染している新生児では,産道を通る際に感染し出生直後より強い症状を呈する。これを新生児膿漏眼というが,これを予防するために,出産直後に新生児の眼にクレーデ点眼を行う。大人では陰部からの直接感染による。…

【淋病】より

…しかし性器外の接触によって淋菌性直腸炎や淋菌性口腔炎が最初に起こることもある。また新生児が母親の産道を通るときに眼に感染することもある(新生児膿漏眼)。そのほかに器物や衣服を介して感染することもあるといわれているが,きわめてまれである。…

※「新生児膿漏眼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」