断腸亭(読み)ダンチョウテイ

デジタル大辞泉 「断腸亭」の意味・読み・例文・類語

だんちょう‐てい〔ダンチヤウ‐〕【断腸亭】

永井荷風が大正5年(1916)から大正7年(1918)にかけて住んだ、新宿区余丁町よちょうまちの家。庭に断腸花シュウカイドウ)が植えてあったことに由来する名称
[補説]荷風はこの家で、大正6年(1917)に、日記断腸亭日乗」を書き始めた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android