断線(読み)だんせん

精選版 日本国語大辞典 「断線」の意味・読み・例文・類語

だん‐せん【断線】

〘名〙
① 糸の切れること。また、切れた糸。〔孟郊‐汴州留別韓愈詩〕
電線や電話線、また鉄道線路などが切れて通じなくなること。
東京日日新聞‐明治一一年(1878)三月二八日「尤も著しきは〈略〉伝話機〈略〉等にて、この背後の方に試線匣(諸方の線を一所に集めたるものにて、毎朝その断線の害なきや否やを試むるなり)を装置せり」

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デジタル大辞泉 「断線」の意味・読み・例文・類語

だん‐せん【断線】

[名](スル)
線や糸の切れること。また、切れた線。
電線・電話線などが切れて通じなくなること。「台風断線する」

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普及版 字通 「断線」の読み・字形・画数・意味

【断線】だんせん

糸切れ。

字通「断」の項目を見る

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