断章(読み)だんしょう

精選版 日本国語大辞典 「断章」の意味・読み・例文・類語

だん‐しょう ‥シャウ【断章】

〘名〙
文章断片
邪宗門(1909)〈北原白秋例言「この他百篇に近き『断章』と『思出』五十篇の著作あれども」
② 「だんしょうしゅぎ(断章取義)」の略。〔春秋左伝‐襄公二八年〕

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デジタル大辞泉 「断章」の意味・読み・例文・類語

だん‐しょう〔‐シヤウ〕【断章】

詩や文章の断片。詩や文章から抜き出した一部分
断章取義」に同じ。

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普及版 字通 「断章」の読み・字形・画数・意味

【断章】だんしよう(しやう)

一部をきりとり、原詩の意と関係なく用いる。〔左伝、襄二十八年〕詩を賦するにを斷つ。余(われ)求むるを取るのみ。

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